治療室ふうのブログ
府中市武蔵野台の長生治療室
健康のお話

運動しよう、そうしよう

こんにちは。

かれこれコロナ禍も二年の月日が経ちますが、皆様どうおすごしでしょうか?こう長引きますと、コロナ禍での過ごし方で身体の明暗が分かれてきましたね。

 

あまり外に出なくなって、ほとんど家で過ごすようになってしまった方もいますからね。中にはびっくりするほど筋肉が落ちてしまっている方もいて、本当に心配なんですよ。

 

年配の方でも、カーブス行ってたりウォーキングを定期的にやってたり、活動的に動いている人はやはり筋肉を保っていますね。

うちに来て頂けるのは有難いんですが、私ができることは身体を緩めて調えてあげることですからね~。私が筋肉をつけさすことはできないんですよ。

 

例えば認知症は、足の筋肉量と反比例して発症率が上がるなんていうデータがありますし。外に出て日の光を浴びないと、ビタミンDが不足して骨がもろくなったり、鬱病になりやすくなったりします。

コロナはまあ殆ど気にしないでいいレベルに社会活動も始まってきましたが、これからそういった負の遺産が色々でてきそうで怖いですよね。

 

もともとは私も、運動なんかしなくていいんじゃないかと思ってたんですよ。身体って消耗品だから、無理してやっても身体の調子をおかしくすると考えてました。

 

でも30過ぎて身体が少しづつ衰えてくるようになると、このままじゃダメだと自覚しましたね。

 

なんせ現代社会は能動的に動かなかったら、ほっとんど動かずに過ごせてしまうじゃないですか。会社ではパソコン作業で、家ではソファでテレビを見て過ごすとか。ちょっとでかけるにも車を使ってしまうとか。

 

これが100年前の社会だったら、運動しましょう!!なんて言われなくても全員もれなく日常生活で身体を動かしているんですよ。

 

家事をやるにしても、仕事をするにしても、その殆どは手仕事ですし。床での生活ですから、立ち上がるにしても座るにしても、椅子とテーブルの生活とは使う足の筋肉が段違いです。

さらに和式トイレは、毎度スクワットしてるようなもんですからね。何となく昔のお年寄りの方がピンシャンしているイメージがあるのは、やはり生活様式にあったんじゃないかなぁ、と。

 

若い人はほんと、今から何かしら運動習慣をつけといた方がいいですよ。年をとってからいきなり始めようとすると、筋力的にも意欲的にも大変ですからね。

 

年配の人を説得するのは難しい。。。足の筋肉の衰えがあまりに心配な人が、患者さんにも何人かいるので注意するのですが、腰を上げてくれることは稀ですね。

 

ただ一人、あまりにお尻の筋肉が無くなっていた男性の方に、

「毎日数十秒からででいいから“うんこ座り”して下さい!テレビ見ながらでいいから!」

と言ったところ真面目に続けてくれて、この半年程でかなり足がしっかりしてきたんです。

 

何歳になってもちゃんと筋肉はつくし、何より大事なのは少しずつでもいいから続けることですね。

 

是非皆さんも、少しずつでいいので運動習慣を身につけましょう!自分の未来への何よりの投資です。

 

今はYouTubeを開けば、トレーナーの方が筋トレやストレッチの動画をあげてくれてますし、気に入ったのを見つけてやってみましょう。

 

このブログでも、また私の運動の知識も書いていきたいと思います。

 

ではまたー