こんにちは。
いやー、世の中色々値上げが続いて大変ですね。うちも今年から少し値上げしてるんで、心苦しい限りですが…
というわけでね、お節介ですが家計から削れるものをご提案する今日のコーナーです。
皆さん保険って毎月いくらぐらい払っているでしょうか?まあ年代や家庭の形で異なるでしょうが、2018年の全国調査によるとなんらかの生命保険に加入している世帯は88,7%で保険料は月額平均31,800円だそうです。
日本人て貯金と保険すきだなぁーと、前から思っていたのですが、やっぱり結構払ってますね。
もちろんいくら掛けるかなんて個人の自由なんですが、毎月10万円近く保険料払って、ほとんど自分で使えもしないまま亡くなった叔母を見てるとね、一度皆さんもちゃんと考えたほうがいいですよ。
例えば民間の医療保険ですけど、とにかくこの国は福祉だけはやたら手厚くしてあるんで、そこまで心配することないですよ。
高額医療費制度ってご存じですか?これは国の保険制度で、どんな大手術したり高価な薬を使用したとしても、約10万円ほどしか払わなくていいという制度です。治療に100万円かかっても、1000万円かかっても10万円です。
治療や入院を受ける前にも申請できるし、市役所ですぐ発行してくれます。ただしこれ、絶対病院側からは言ってきません、保険会社は口が裂けてもいいません。TVでも不自然なほど取り上げないですよね。だから前見たデータでは、国民の50%くらいしか認知されてないんじゃないかな?
なので医療保険に毎月数万円とか払うくらいなら、その分をちゃんとプールしておいて、治療が必要な時にはこの制度を使えば、それで十分じゃないかと思うんですけどね。
もちろんお子さんがまだ小さくて、病気で働けなくなって収入が途絶えたときに困る、なんて方は入る必要性はあると思いますが。
こどもはかわいい
保険ていうのはそもそも、「めったに起こらないけど起きた時に大きい損害がでるもの」に対して有効なわけですよ。10人がお金を出し合って、何かあった一人のために備える、という考え方です。
例えば自動車事故ですね。誰しもやってしまうわけではないけど、やってしまった時にとても一人では慰謝料や医療費が間に合わない。だから自動車保険があります。あと火災保険とか。
逆に地震保険は成立しないの分かります?たしかにめったには起きないけど、起きた時はすごい人の数が損害を被るのでとても損害を賄えるほどはもらえません。
あと民間の介護保険なんてあるけど、まあ成立しませんよね。だって全員歳をとって、介護が必要になるんだもん。国が毎年アホみたいに借金して何とか成立させてるんですから、一民間企業が何とかできるわけはないじゃないですか。
論外というか、もはや詐欺に近いような保険もあります。外貨建てとか、投資商品と抱き合わせとか。自分でその金融商品を買う場合と、その保険でとられる手数料を見比べてください。とんでもない差ですから!
罠にかからないで!
ですから基本的に、掛け捨ての医療保険でいいんです。共済組合の保険とか。外貨積み立てがしたいなら、それはまた自分で別にやればいいんだから。
過剰に保険入ってしまってる人は、なるべく早く解約しましょう。保険料の平均データを見れば、それだけで結構お金がうく方多いんじゃないですか?
そもそもですが、医療保険に厚くお金かけるくらいなら、病気にならないようにお金をかけましょうよ。マッサージ行くでもいいし、温泉入るでもいいし、食べる物にこだわるでもいいし。自分の健康で明るい未来に対して投資しましょう。
もちろん、保険は人類の偉大な発明の一つだと思いますが、自分にどれだけ必要かはよく考えて。ちゃんと人生でお金をかけるべきものを、取捨選択していきましょう(^^♪
ではまたー