治療室ふうのブログ
府中市武蔵野台の長生治療室
治療のお話

按摩?鍼灸?マッサージ?整体?資格のあれこれ

こんにちは(^^♪

 

今日は私を含めて、人の身体を治療する職業の人達は、どんな資格を持っていてどんなことができるのかをご紹介したいと思います。

 

まず私の持っている資格は、「あん摩・指圧・マッサージ」の資格です。

 

これは国家資格でして、本来であれば人の身体を職業として揉んでいいのは、この資格者か医者だけとなっております。

 

あん摩は元々、中国の東洋医学と共に発展した技術でして、経絡やいわゆるツボを押して体の不調を治す技術です。

 

また指圧という言葉が成り立ったのは大正時代あたりらしく、あん摩の技術に加えて、カイロプラクティック等の西洋的な治療法も加味したものを指圧というらしいです。その点ではうちの施術は指圧と呼べるでしょうね。

 

 

「鍼灸師という資格もよく聞くと思います。

これは、鍼(ハリ)とお灸を人に施術できる資格です。

鍼の技術も東洋医学がベースにできており、ツボに直接ハリをうったりお灸をたいたりして、刺激をして不調を取り除く技術です。

 

揉む以上に、ピンポイントにツボにハリを打つ技術が求められるので、東洋医学に関してはあん摩指圧の学校より詳しく教えられるようです。国家試験もより難易度が高いとか。

 

厳しいのは鍼灸の学校を出ていても、法律的にはあん摩指圧マッサージを人に施してはいけないということです。私の学校にも、鍼灸の学校に行ってからあん摩指圧の学校に来ていた人も何人かいました。

 

私は鍼って受けたことないんですよね~、ちょっと自分、先端恐怖症のケがあるので(;’∀’)

 

でも私も施術をしていて、「この奥の固いやつに直接ハリをさせて緩められたら…」と思うことがあるので。一度受けてみたいんで、良い先生を知ってる人がいたら教えて欲しいです。

 

後は「柔道整復師」という資格もあります。

骨折や脱臼や捻挫や靭帯損傷など、外傷によって傷ついた骨や関節や靭帯を、整復・固定などによって治す技術です。

 

「接骨院」とか「整骨院」という看板を掲げていたらこの資格ですね。

上記のような急性の外傷を受けた時は、うちのような所ではなく、柔道整復師の方にお願いしましょう。

 

 

また「整体師」という言葉もよく耳にしますね。でも厳密に言うと、整体師という資格は存在しません。

 

上記の三つは法律的に「その他の保険医療従事者」として区分されます(ので医者が治療上必要だと診断書をだせば、保険適用で受けれます)。

 

それ以外の、例えばカイロプラクティックとかアロマリラクゼーションとかリフレクソロジーなどを総称して「整体」と本来は呼ぶそうです。

 

でもなんとなく現代社会においては、身体を揉む人=整体師、みたいなイメージがありますよね。私も職業を名乗るとき面倒くさいときはそう言いますw。

 

 

 

もちろんあん摩師でも鍼灸師でもはたまた医者でも、国家資格を持ってようが、施術が下手な人はごまんといます(国家試験は座学だけですし)。

 

逆に私はタイ式マッサージやリラクゼーションのサロンでも、べらぼうに上手な施術を受けたことは何度もあります。要は本人のセンスと努力だと思うのですが。

 

ただあん摩であれ鍼灸であれ柔道整復師であれ、看板を掲げている以上は、国の定めた学校で3年間技術と体のことを学び、国家試験にも合格している、という一つの指標にはなりますので。

 

自分の身体のメンテナンス場所を探す、一つの参考にはなるかなと思います。

 


 

うちじゃなくてもいいので、ちゃんとあなたの身体を診てくれる、信頼できる人が見つかりますように(^_-)-☆

 

ではまた!