治療室ふうのブログ
府中市武蔵野台の長生治療室
健康のお話

ふれられて分かる身体の状態

こんにちは。

長生をやってて、本当に人の身体って一人ひとり違うことを毎日実感しております。

 

でも長生をやってもらっている側の人は、受けれるのは自分の身体だけなんですよ。そしてこれがまぁ人によって感じ方も千差万別で。

 

ある年配の患者さんは、初めて治療を受けた時

「まるで桃源郷にいるようだったわ…」

と恍惚の様子で仰りましたが、私の大学の同級生は

「あぁ、今日も拷問が始まる…」

と嫌々通い、苦痛を我慢しながら受けてました。

 

同じ施術を受けているのに、ここまで違うの面白いですよね。なんだか同じ値段の治療費をもらうのが申し訳なくなるんですが。

 

でもこの場合治療に通った方がいいのって、断然後者なんですよ。

 

人の身体ってストレスや生活習慣で硬くなっていくと、神経の感じ方も変わっていくんですよね。

 

外界からの刺激が多かったり、ストレスが慢性的にかかっていると、交感神経と呼ばれる主に活動的に動いているときに働く神経が、常時出力MAXになっちゃいます。そうすると常に神経が敏感な状態、外界に対してものすごい気を張ってる状態になってるんですね。

 

長生の治療は神経にアプローチする施術なので、そんな興奮してる超敏感状態の神経を触るとものすごい刺激を感じてしまうわけです。

 

でもそんな超敏感状態って普通じゃないって分かりますよね?それが24時間続いちゃってるわけですから、いずれは大きな病気につながる可能性が高いということを想像して頂けるのではないでしょうか。

 

ホントこれ難しくて、そうやって不自然に痛がる人ほど来ていただきたいのですが。人間気持ちいいなら続けられるけど、お金払って痛いの我慢するのって酷ですよね…

 

特に若いうちは、身体が悪くても体力で何とかなってしまうことが多いので。案の定、その大学の時の友達も来なくなってしまいました。

 

心配にゃー

 

まあそれでも“痛いうちが花”といいますか、その状態でほっといてさらに身体が悪くなると、また感じ方が変わります。

 

あまりに不自然な状態が続いた神経は、だんだん感じ方が鈍磨になります。触られるとくすぐったいんです。

 

やめてー触らないでー、ってもだえます。神経がもう外界を判別できなくて、来るものみんな拒んでる感じですね。

 

そして究極に硬くなってしまった身体、麻痺してしまった神経。こうなるともう何も感じません。

 

師匠である母の経験の中で、身体の硬さ歴代1位か2位を争ったある患者さんが初めて来たとき、母はなんとか緩めようと施術をしていたのですが、その患者さんは

「この先生は何を必死に汗をかきながら、私の背中をなでているんだろう」

と思って受けていたそうです。

その方はのちに大病されたのですが、その後ずっと通い続けられ緩んで元気な身体になりました。

 

そんなわけで、長生治療を受けられてみて初めて自分が感じた気持ちよさが

 

とても気持ちいい     良い身体

イタ気持ちいい       ↓

痛い所だらけ  ほっとくとやばい身体

くすぐったい所だらけ   ↓

何も感じない       危険な身体

 

という一つの目安です。なので痛かったりくすぐったかったりする人こそ、騙されたと思ってしばらく通ってみて欲しいのです。元気な身体を手に入れる頃には、ちゃんと気持ちよく感じる身体になってますから!

 

どうぞお待ちしておりまーす(^_-)-☆