治療室ふうのブログ
府中市武蔵野台の長生治療室
健康のお話

僕の腎臓は食べても多分おいしくない

腎臓 {じん・ぞう}

脊椎動物の泌尿器官。左右一対あり、暗赤色。ヒトではソラマメ形で、長さ約10センチ。内部は皮質と髄質とに区別できる。腎小体と尿細管とからなるネフロンにより血液からの尿の生成が行われる。

 

こんにちは、じん蔵よわ男です。

 

母方の遺伝で腎臓の弱さには定評のある私ですが、今日はちょっとそのお話を。

 

もうとにかく腎臓の弱い人間は疲れやすい。

「肝臓の弱い人間は動くと疲れる、

腎臓の弱い人間は寝てても疲れる。」

なんて言いまして。

 

あなたの周りにもいませんか?この人なんか一年中疲れた顔してるなぁとか、昨日お酒飲んだわけじゃないのに何で顔がこんなにむくんでるんだろう、とか。

 

そういう人はたいてい腎臓が弱いです。優しくしてあげてください。

 

ちなみに脳脊髄神経から腎臓に行く神経から出てるのは、胸椎11番12番からでして

肋骨が浮いてるとこが11番と12番

 

腰の上の方がずっと重いなぁなんて人は、もしかしたら腎臓から来てるかもしれませんよ。ちなみに同じとこから卵巣に行く神経も出てるので、婦人科系の疾患なんかも重ねてでやすいです。

 

腎臓悪くして一番怖いのは透析ですからね。これは時間もお金もかかって、治るわけじゃないので。まあ日本の透析患者の半分は糖尿病からきてるんで、気を付けてれば防げます。

 

 

腎臓は冷えにも弱いので、そういう自覚がある人はなるべく体を温めましょう。あと、ふくろはぎが固かったり、力のない人が多いので、よく揉んで筋肉をつけることをお勧めします。塩の摂りすぎには注意しましょう。

 

とはいえ、私も含めてこういう患者さんは、たいてい無理をしないので大事には至らなかったりします。自分の体力の限界のだいぶ手前で線をひいてるので。

 

毎度限界まで動いて遊んで仕事して飲んで食べて、「あの人ホント元気だよなー」っていう人の方が体は悪かったり。

 

逆に年中「疲れた疲れた」と言ってた、theじん蔵よわ子のうちの祖母ちゃんは102歳まで生きたしね。

 

東洋医学では、腎臓はその人が元から持っている生命力が貯まってある臓器だそうです(これを元気といいます)。まあ私も弱いなりに、生命力を上手くやりくりしながらやっていこうと思います。

 

しかしながら治療をしてても、割と緩みやすく改善もしやすい臓器かなとも思います。疲れやすい体質と諦めないで、お力になれる部分はあるので、どうぞお気軽にご相談ください。

 

お大事にどうぞー