こんにちは(^^♪
今日は病気になった時、身体がおかしくなった時に慌てない心構えを作っておくために、覚えておいてもらいたいことをお話します。
まずこれは、治療を受ける側の皆さんにも理解して欲しいことなのですが、
「身体を治しているのは、その人の身体である」
これは絶対の真理です。
医学の祖、ギリシャのヒポクラテスは
「人間は誰でも体の中に百人の名医を持っている」
と2500年も前に書き残しています。
例えば風邪をひいた時。
体の中に入ってきた病原菌やウィルスを、外に追い出そうとするのが咳や鼻水ですね。
治す方にエネルギーを回したいので、栄養をとらせないように食欲不振になります。
そして白血球が働きやすいように、熱をだします。(白血球が一番働きやすい体温が39℃と言われています)
これはもう何千年も前から人類は知っていたことであります。
でもどうでしょう、現代人の考え方って往々にして逆をいってませんか?つい最近も、コロナ禍で熱さましが薬局から消えたなんてニュースになりましたけど、私から言わせてもらえばどうかしています。
身体が必要だからその熱を出しているのであり、逆に下げることで身体はウィルスに対して不利な状況を迫られるんですよ?
人は自分たちが賢いと思っています。
ハッキリいって人間の脳はバカです、身体の方が何千倍も賢いです。
少し昔の人々、例えばおばあちゃんの知恵袋は本当に賢かったんですよ。同じ風邪の治し方でも、熱を下げるために熱を一度出しやすい食べ物をとったりしてたんです。
それはあくまで身体の応援。余計なことして反発せず、身体に任せる。昔の人は賢いなぁ。
そして風邪だけではなく全ての病気も体調不良も、治してくれるのはあなたの身体なのです。
薬も手術も整体もマッサージも、あくまで治すサポートでしかありません。これは治療をする側もされる側も、肝に命じておきましょう。
無責任なようですが私の治療も所詮、その患者さんの身体の応援でしかありません。曲がっていた部分を真っすぐにして、固かった部分を緩めてあげて。でもそこから良くなっていくのは、その人自身の身体がやってくれます。
あなたの身体を治すのはあなた
このことを忘れず、日々頑張っている身体のために、身体が喜ぶことをやってあげましょう。
早く寝て、食べ過ぎず、運動する
これくらいですよ、人にできることは。
それにたまには人の手でメンテナンスしてもらうことも、身体は喜ぶと思います。良かったら治療においでくださーい(^_-)-☆
ではまた!