治療室ふうのブログ
府中市武蔵野台の長生治療室
健康のお話

食養生

こんにちは(^^♪

 

数日前にだいぶ涼しくなってきたので、晩御飯はお鍋を作りました。山芋が安かったのでとろろ鍋。

画像はイメージです

 

いやーやっぱり鍋はいいですね。めっちゃ温まりました。野菜もたくさん摂れるし、豚肉でタンパク質も摂取です。〆はおじやにして、炭水化物も美味しくいただきます。

 

食べ終わるころには汗だくですよ。鍋って素晴らしい、これ理想的な食事バランスなんじゃないですかね?これぞ食養生だなって感じました。

 

食と健康についてはよく話題になりますが。。。

 

現代社会は情報が溢れすぎてまして、やれ長生きする人はこれを食べてるとか、健康にはこの食材がいいとか、果ては食事では足りないのでサプリで補いましょうとか。

 

もうね、健康の足し算はやめましょう。何かを付け加えるんではなく、当たり前に戻す。

 

例えば旬なものを食べる。旬なものはその季節の身体に必要な栄養素がたっぷり入ってます。旬なものを、その季節にあった調理法で食べる。

 

今はハウス栽培でキュウリやなす等の夏野菜も一年中食べれますよね。でもこういう水を多く含む野菜は、夏に食べて体温を下げる食べ物です。野菜をとらなきゃといって、冬にも大量の生野菜サラダを食べるのはどうなんでしょうか。

 

逆に真夏に、「体力をつけなきゃ!」と言って、スタミナ焼きみたいに肉をたくさん食べようと考える人もいますが、これも間違い。

 

たがたが半世紀前には保存が効かない夏場に肉って食べることは稀だったんですよ。

肉は消化にエネルギーを使いますし、赤身の肉は身体を温める陽性の食材です。胃が疲れている夏に本来食べるものでは決してないわけです。

 

他にもよく分からないサプリにお金を使うくらいなら、少し高くてもより新鮮な食材を選びましょう。鮮度と栄養素は比例しています。買いだめはほどほどに、なるべく早く食材は使い切りましょう。

 

 

こういう昔は当たり前だった食の常識を、豊かになりすぎた現代の人間はすっかり忘れてしまったわけです。

 

その結果、スーパーには食材が溢れかえり、バカな消費者は踊らされて「テレビでやってたあの食品ないじゃない!!」と憤る。どれだけ食べ物があっても足りない不安を抱え、さらにお菓子に手を出す。

 

もしあなたが、食で健康を取り戻したいと思うのであれば、まずは食の当たり前を考えてみましょう。

何かを足すのではなく、何かをやめてみる。

特別なものを摂るのではなく、当たり前のものを摂る

 

月並みですが、毎日食べる物があなたの身体をつくるんです。現代病の多くは食べ過ぎに依存してるとも私は考えます。

 

食欲の秋ですが、どうぞ一度毎日の食事について考えてみてくださいね(^^♪

 

ではまた!